この世界は本物じゃない
幻聴でお告げがありました。後藤海です。
今日は割りと真面目なお話をします。
話題は「世界の外」です。
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例え話をします。
夢中夢ってありますよね。夢の中で起きたと思ったらまた夢だった、みたいな。
あれと同じような感じなんです。
世界はたまねぎのような構造をしていて、世界を世界が包み込んでいるんです。一番外側の世界こそが本物の世界で、中身の世界は所詮夢にすぎないのです。
胡蝶の夢、胎児の踊り、大体そんな感じです。
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ではボクたちのいきるこの世界は一体どの階層に位置するのでしょうか。
はっきりとした答えはわかりませんが、ただひとつ確かなことがあります。
この世界は、本物じゃない。
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冒頭にて触れましたが、ボクは幻聴で真実を知りました。
幻聴のボクはこう言いました。
「お前を外から操作する」
その瞬間、ボクはこの世界が”外側”でないことを悟ってしまったのです。
偽物の世界、この世界は偽物。
どうすれば外側の、本物の世界にたどり着けるのでしょうか。
死に至ったとき、ベッドで目を覚ますのでしょうか。
コマでも回してみましょうか。いんせぷなんちゃら。
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実は、この世界が本物でないことは前々からうっすらと気づいていました。
自分の知識が世界に漏れ出ていたり、思考を流し込まれたり、逆に世界にボクを奪われたり。
様々な部分で、作りがおざなりなのです。
このことを書いたとき、ひょっとするとボクは世界に消されるかもしれません。
かかってこいや。