実録 鬱病人間の生活
これでもだいぶよくなりました。後藤海です。
今日のお話は「鬱病の人ってどんな日常を過ごしてんの?」です。
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鬱病には程度があります。重度のものだと日常生活を送ることすらままなりません。
具体的にはものが食べられなくなったり、お風呂に入ることすらできなかったり。果ては前まで当然のようにできていた日常行為が、全くできなるなど、それはそれはひどいものです。
ボクはそこまでの鬱にはなっていません。せいぜい一日のほとんどをベッドで過ごすくらいです。歩き方を忘れました。
というわけで、ボクの体験した(している)鬱の人の生活ってこんな感じだよーみたいなのについてお話します。
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今よりももっと鬱鬱していたとき、ボクは何もできませんでした。
頭がぐちゃぐちゃして、ずっと「死ぬ」ことだけがぐるぐると回っていたのです。
だいたい3週間ほどでしょうか。仕事もせず、食事もほとんどとらないで(とったとしてもかなり偏食でした)、ひたすらベッドに横たわって死ぬことだけを考えていたのです。
ミッションちゃんの生前の姿を思い返してもらえればわかります。あんな感じです。
本当に苦痛な時間がひたすら引き伸ばされているようでした。
ただただつらい。
ひたすらつらい。
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鬱病になると頭が悪くなります。脳が働かなくなるのです。
ボクは昔から本の虫でした。月に何十冊も読むくらいには。それが鬱になってからは全く読めなくなったのです。本を「見る」ことはできても「読む」ことができず、何の楽しみもなくなりました。
それは脳が働いていなかったせいで、字を見てもただそこにあるシミのように思えていたためです。
鬱病は楽しみを奪います。
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楽しみもなく、ずっとつらい気持ちだけを抱き続ける。鬱病ってそういう病気なんですね。他の人がどうかはわからないですけど。
そんなわけで鬱病はアカンなってお話でした。いじょ。