「ただいま」
誰もいない虚空に向かってそうつぶやく。一人暮らしの部屋。寂しさだけが佇むその空間にも、もうずいぶんと慣れてしまった。
しかし。
「おかえりなさい」
ぱたぱたと可愛らしい足音を立てて駆け寄ってきた子ども。まだ十歳にも満たないくらいの小ささで、なんとも柔らかな空気をまとっている。
彼女の名前はまこ。荒涼としてひび割れた僕の日常を、甘い匂いのミルクで満たしてくれる少女だ。
「ただいま」
今度は何もない空を切る挨拶ではなく、きちんと目を見ての挨拶。
「おかえりなさい、おかくん」
へにゃ、という音が聞こえそうなぐらいの柔和な笑み。小さな彼女からはこちらを見上げる形になるが、その仕草でさえ愛おしい。
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相思相愛ロリータを久しぶりにプレイしようと思ったら購入履歴から消えていたために泣きながらこのブログを更新しました。後藤海です。
はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クソ。