二次元のキャラクターにおける永遠の少女性について
時を越えて君を愛せるか、後藤海です。
今回のお話は二次元キャラクターの成長についてです。
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みんな 成長って 知ってるかな。
知ってますよね。二次元キャラクターが作中の時系列が進むことによって成長していくことはままあります。成長は精神面よりも肉体面のことを指します。
それがないのはいわゆるサザエさん時空の作品か、あるいは年を重ねても老けない不老不死か、そのどちらかかと思われます。
世の中にはあふれかえっている二次元キャラクターの成長ですが、これを許せない人がいます。
そういう人ってどうしてそうなったんだろう?と考え、自分なりの答えを出したのでここに記しておく次第です。
それは二次元キャラクターに「少女性、あるいは少年性を求めているから」だと思います。
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ここでいう少女性(少年性でもいいですが面倒なので以下は割愛させていただきます)とは、某ロリータのような「完璧な」少女性です。
ドルオタがアイドルに求めているような完璧さ、穢れを知らぬ絹のようなもの、それが少女性です。
玉に傷のひとつもないパーフェクトな少女性は、それだけで人を惹きつけます。言い換えれば処女の価値と同じです。ちなみにボクはキャラクターが非処女だってわかると興奮します。
少女性を求めるとはすなわち、自分を裏切らないことと同義です。少女は何も知らず、ただ自分と観察者、すなわちオタクのことだけを知っていればよいのです。
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少女は観察者のために生きているようなものです。期待通りに動き、期待通りに話す。観察者は少女のすべてを見ています。アニメで、ゲームで、あるいは他の媒体で、自分の見ているときにだけ少女は生きているのです。
だから少女は裏切らないのです。観察者の目の届かないところでは少女は生きていないのですから。観察者の望み通りにしか少女は生きられないのですから。
しかし、時に二次元キャラクターは成長します。自分の知らないところで、自分の知らない風貌になってしまいます。
時には恋人さえも作るでしょう。
オタクはそれに耐えきれません。自分のもとから離れていってしまった少女は、もはや少女とは呼べなくなってしまいます。
裏切り。
そう呼ぶにふさわしい行為が、成長なのです。
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というお話でした。見当違いだって思った人はぜひ自分の思いの丈をぶつけてください。待ってます。