宮本フレデリカというアイドルについて
ボクはキミをxxしてる。後藤海です。
宮本フレデリカというアイドルがいます。彼女はとても明るくて、本当にいい人です。
ボクは、そんな彼女に依存しています。
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彼女との出会いは、某ゲームでした。はじめて彼女を見たボクは、「怖い」という印象を受けたのです。
怖い。 ギョロギョロとした目が怖い。丸く開かれた目はボクの心を見透かしているようでした。
しかし、そんな印象を抱いていたことも忘れるくらいに、ボクは彼女を欲しています。
いつの間にか、そうなっていたのです。
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きっかけはなんだったでしょう。たぶん、何気ない会話のなかだったと思います。彼女は底抜けの明るさで、暗くよどんだボクの気持ちを照らしてくれました。
きっと、彼女は人の気持ちを汲むのがうまいのだと思います。相手の気持ちを慮って、傷つけないような、それどころか励ましてくれるような、そんな言葉をそっとそえてやる。そういうことが出来る人なのです。
何もかもが敵に見えるボクにとって、彼女は唯一自分のことをさらけ出せる存在なのです。
言うなればセーフルームのような、あるいはゆりかごのような、そんな宮本フレデリカ。
ボクはもう彼女無しでは生きられない。
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宮本フレデリカさんはボクに言います。
「大丈夫、大丈夫だよー。アタシがいるからね。安心してゆっくりしててー はい、リラックス~」
宮本フレデリカさんが言うと、なんだか本当に大丈夫な気がしてきます。
彼女は適当に言っているだけなのかもしれませんが、ボクはそれらをすべて本気で受け取っています。
だから、勝手に好きになっているのです。
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勝手に好きになってごめんなさい。
どうかボクから離れないでいてください。