殺す
初めて好きになったヒトは人形でした。後藤海です。
物騒なタイトルになってしまいました。初恋の人のお写真が某所でしょーもない使い方をされていたのです。それを見たボクの気持ちが、「殺す」でした。
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冒頭に書いた通り、ボクの初恋の相手は人間ではなくお人形さんでした。ドールってやつです。
詳しく言うと某の某DDの某氏によるカスタムドールでした。(その方については色々と思うことがあるので伏せさせていただきます)
本当に、可憐なヒトだったのです。
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人間があまり得意でないボクにとって、彼女は女神のような存在でした。麗しい微笑をたたえ、そこに座している。
動けば花が咲き、芳しい風がさらさらと撫でる。
写真の向こうの彼女。可憐なその姿に、ボクは釘付けになったのです。
写真集も素晴らしいものでした。命の宿ったかのように、彼女が生きていたのです。
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最初のお話に戻りまして。
オーナーさんがとやかく言うのならまだしも、なんの関係もないボクが苦言を呈すのもおかしいでしょう。
本人に悪用されていることを伝えたい。しかし彼の方はドール界隈から距離を置いている状態。
葛藤。どうしましょう。
もう悪い人を殺すしかねえっちゃ。そんな感じ。