趣味と実益
趣味は特にありません。後藤海です。
ネットで、というかツイッターでよく見るものにこんなものがあります。
「報酬ナシでモノを作ると思うなよ」
みたいなやつです。絵描きさんとかが良くおっしゃってるイメージです。たぶん表現の方法が拡散しやすいものだからそーゆーイメージになってしまったのでしょうが。
そりゃそうでしょ。なんてボクも思うのですが、報酬ナシで何かを依頼する人ってどんな気持ちなんだろうなーって考えたのでここに記しておきます。かしこ。
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「趣味を仕事にする」ってみんな憧れますよね。その一方で「好きだったことが嫌いになってしまいそうでイヤだ」とか思う方もいらっしゃるかと思います。
そんな中、実際に趣味を仕事にしてらっしゃる方も多いです。先ほども言いましたが絵描きさんとか。
そんな絵描きさんに「~~描いてよ」と頼む人は結構いるようです。彼らはきっと、絵描きとしてのその人ではなく親交のある関係としてのその人に頼んでいるのです。
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趣味と仕事、本来は切り離されているはずのふたつがくっついてしまっている。絵描きさんってそんな職業です。絵を描いて仕事をしている。そのための努力を欠かさないことも知っています。そんな方々が”他人から頼まれて絵を描く”というのは基本的に仕事でやることです。
仕事ならば責任をもって最後までやらなくてはいけません。決められた納期の中で、一定以上のクオリティを保った作品を納品しなければいけないのです。
たぶん、これと同じなんだと思います。「~~描いてよ」という発言は、仕事と同じようにこなさなければならないことだと、絵描きさん側は受け取ります。
しかし、頼んでいる側は違うと思うのです。おそらく「一本線に毛が生えたような絵でいいから描いてみてほしいな」なんて軽い気持ちで言っているのです。
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この両者の考えの食い違いが、いつも問題になっているのです。絵描きさんだけの問題ではなく、モノづくりをするすべての人における問題です。
この問題はたぶん、意思疎通……コミュニケーションで解決すると思います。両者の意見のかみ合わなさを解消するため、どの程度のクオリティを期待するのかはっきりと明確にしておくのです。
そうすれば、険悪なムードにもならず、自然と解決するとボクは思います。浅はかですが。
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色々書いたけど仕事並みのモノを求める人はガイジだから殴っていいよ。ボクが許す。